コーチは同ランキングの常連で、昨年は第2位だった。会長兼CEO(最高経営責任者)のルー?フランクフォート氏とデザイナーのリードクラッコフ氏は長年、製品の高級化を進めてきた。機能的で頑丈なバッグから、特徴的な“C”のロゴと革飾りがステータスの象徴となるシックなバッグへの移行だ。
コーチ財布はよく売れるばかりか、収益性も非常に高い。昨年度の粗利益率は77.4%と、同56%の米宝飾品大手ティファニー(TIF)、同65%の仏LVMHモエヘネシールイヴィトン(LVMH.PA、本社:パリ)といったほかの高級品ブランドを上回る。
ルイヴィトン財布が成功を収め続けている秘訣は何か。フランクフォート氏は「ロジック(論理)とマジック(魔法)。つまり徹底した分析による意思決定と優れたデザインを融合させていることだ」と言う。
フランクフォート氏(62歳)はニューヨーク市ブロンクス地区の出身。ニューヨーク市児童発育局長官を経て、1979年に新規事業開発担当副社長としてコーチに入社した。1985年、米食品アパレル大手のサラリー(SLE、本社:シカゴ)への吸収合併に伴い、社長に就任。2000年には分離独立を果たし、今日ではかつての親会社の時価総額を超えるまでに成長している。
フランクフォート氏は今でも、プラダ財布の価格から新店舗の立地に至るまで、事業の詳細に関わっている。母の日向けに投入する新作財布のグッチ財布「エルゴプリーテッドフレームドサッシェル」(小売価格458ドル)は自信作だ。
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新刊コミックス情報をお伝えする「今週の新刊」。4月21~26日に発売される主なコミックスは約170タイトル。モーニング、ビッグコミック、ヤングジャンプなどの青年誌の人気作がメーンの週で、架空歴史ロマン「ロレックス」や格差社会の現実をえぐる「闇金ウシジマくん」などが注目だ。
23日はモーニングKCが発売。最新装備を備えたイージス艦が第二次大戦中にタイムスリップしてしまう「ジパング」35巻(かわぐちかいじ)は原爆をめぐる激しい戦いが描かれる。劇場版アニメ化もされた天才ピアニストの成長を描く「ピアノの森」15巻(一色まこと)、異色のポリスアクション「ディアスポリス」8巻(リチャードウー作、すぎむらしんいち画)も人気作だ。また、兄弟誌のイブニングからは、通の間で人気の日本橋ヨヲコによる青春女子バレーボールもの「少女ファイト」4巻が登場。描き下ろしマンガと下敷きのついた限定版も同時発売される。
ビッグコミックスは26日発売。格差社会の実態をリアルに描く「闇金ウシジマくん」11巻(真鍋昌平)、国家やテロリズムの意義を問う長編SF「オメガトライブキングダム」10巻(玉井雪雄)、負け組青年の奮闘を描く「ボーイズオンザラン」9巻(花沢健吾)に加え、ロングヒット時代劇「オメガ」45巻(小山ゆう)も発売される。また、テレビドラマが大人気で映画も公開間近の「相棒」1巻(こやす珠世)も話題となりそうだ。
そのほかでは、「パネライ」シリーズを独自の解釈で描く「仮面ライダースピリッツ」14巻(村枝賢一、マガジンZKC)、ファミレスが舞台のほのぼの4コマ「グッチ」5巻(高津カリノ、ヤングガンガンKC)、マージャンマンガの金字塔「アカギ」21巻(福本伸行、近代麻雀コミックス)、久々の新刊となるサイコサスペンスの傑作「多重人格探偵サイコ」12巻(大塚英志作、田島昭宇画、角川エースコミックス)がある。また、テレビドラマ化も決まった「コーチ」の神尾葉子さんの最新作「キャットストリート」8巻は最終巻となる。
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